おかげさまで福屋創業80周年

広島とともに80年 福屋物語その1


開店当時の店頭風景

第一創成期 1929年(昭和4年)~
昭和4年10月1日、午前9時開店のベルが全館に鳴り渡りました

福屋は八丁堀に広島初の百貨店として誕生。当時の広島では珍しい鉄筋コンクリート4階建でした。この日は晴れで、市内はもとより近郊郡部からつめかけた沢山の人々で、身動きのとれないほどの大盛況となりました。なかには泊りがけで、まだ物珍しいエレベーターに乗るため駆けつけたお客さまもいました。当時はほとんどの人が和服姿。開店のベルが鳴ると館内には下駄の音が響き渡り、途切れない人波に、入口の一時封鎖を何度も繰り返しながら混乱を避けたそうです。時代は世界大恐慌へと向かう中、広島の商況も低迷を極め悪条件のもとで迎えた開店でしたが、広島に百貨店誕生を待ち望む人々の期待に応えるような盛況ぶりでした。縁起の良い「七宝つなぎ」に水都広島の象徴「三つ引き」を配した福屋の社章には、広島初の百貨店としての使命と誇りが込められており、この日から「皆様の福屋」としての創業の精神を胸に、力強く第一歩を踏み出したのです。

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